平成 27 年度 第2回いわき市社会福祉審議会児童福祉専門分科会
(子ども・子育て会議)議事録
1 開催日時
平成 27 年 11 月 27 日(金) 午後2時から4時 30 分
2 開催場所
いわき市役所3階第3会議室
3 出席者
⑴ 児童福祉専門分科会委員(15 名のうち9名出席) ※五十音順
赤津玲子委員、猪狩利江委員、市川英雄委員、伊藤順朗委員、鎌田真理子委員、 強口暢子会長、菅波香織委員、新妻英昭委員、宮内隆光委員
⑵ 事務局(12 名)※部署順
こどもみらい部:本田部長、園部次長
こどもみらい課:阿部課長、藁谷統括、塩田係長、根本係長、吉田主査、田野事務主 任、比佐主事、鈴木主事
こども支援課:山形課長、七海係長
4 議 事
⑴ 報告事項
① 子ども・子育て支援事業計画の確保方策の見直しについて(資料1) ② 子育て支援員研修について(資料2)
③ 子育てコンシェルジュ相談窓口の設置について(資料3)
⑵ 協議事項
① 教育・保育施設(公立)のあり方(案)について(資料4)
⑶ その他
① 待機児童数について(資料5)
② 内町幼稚園の経過報告について(資料6)
5 その他
⑴ 会議の成立
事 務 局 よ り 、 委 員 1 5名 中 9 名 が 出 席 し て お り 、 い わ き 市 社 会 福 祉 審 議 会 条 例 第 5 条 第 3 項 の 規 定 に よ る 半 数 以 上 の 出 席 が あ り 、 会 議 が 成 立 し て い る こ と を 報 告 し た 。
⑵ 会議開催形式
本 日 の 会 議 を 公 開 す る こ と に つ い て 、 情 報 公 開 等 の 観 点 か ら 特 に 支 障 が 生 じ る 事 由 が な い こ と を 確 認 し た 。
⑶ 議事署名人
会長の指名により、伊藤順朗委員及び鎌田真理子委員の2名を選出した。
⑷ 傍聴人
なし
6 発言内容
⑴ 報告事項
① 子ども・子育て支援事業計画の確保方策の見直しについて(資料1)
発言者 発言内容
事務局
A委員
事務局
会長
事務局
資料1に基づき説明
改めて確認するが、確保方策の幼稚園の部分は公立・私立を含めた数 値ということでよいのか。このあと、内町幼稚園の話が出てくると思う が、統合・廃止などの部分は現時点で含まれているのか。
公立・私立を含めた幼稚園・保育所等の利用定員で確保方策を設定し ている。
このあと説明させていただくが、内町幼稚園は、来年度は運営できな いという状況になっているが、施設として廃止ではなく、あくまでも休 止ということになるので、確保方策としては、現状のまま計上している。
今後、統廃合がある場合には、公立施設だと条例上の整理もあるので、 そ の 段 階 で 確 保 方 策 の 数 値 の 修 正 を 加 え て い く こ と に な る と 考 え て い る。
現在の施設数の利用定員に照らし合わせて、意向調査の結果を反映さ せたという形になっている。施設の統廃合などは加味されていないとい うことでご理解いただきたい。
先ほどの説明に補足させていただく。
こどもみらいプラン上は、平成 31 年度までに需給計画の供給不足を解 消させる必要があったため、プラン上の確保方策には新たな事業者の参 入を見込んだ期待値を含んだ数値となっている。
今回は、意向調査の結果のみを反映させており、新たな事業者の参入 を見込んだ期待値は含まない数値となっている。
会長 昨年度から議論しているが、この計画は、毎年度時点修正をしていく こととなっている。さらに、事業者の「参入したい」という意向は含ま れているものの確定ではない。あくまでも現時点での数値ということで ある。
② 子育て支援員研修について(資料2)
発言者 発言内容
事務局
会長
A委員
事務局
B委員
事務局
会長
資料2に基づき説明
説明のとおり、子育て支援員研修を市が実施するということで、すで に募集は締め切っており、25 名の募集があったということである。
この説明について何か質問はあるか。
子育て支援員について、本来なら、認定こども園や保育所で、保育士 や幼稚園教諭の資格を持つ方がいるが、待機児童問題等により、地域型 保育事業の小規模保育事業などで、資格がない方が保育するということ がないように、子育て支援員研修があるということでよいか。
本市においても0歳児保育の需要が高まっており、先ほどの需給計画 でも供給不足が生じる見通しとなっている。ご意見のとおり、認定こど も園や保育所で受け入れるということもあるが、実際に、乳児を受け入 れるとなれば、施設整備や人員確保の面で少なからず課題があると考え られる。
市としては、こうした課題に対して、小規模保育事業や事業所内保育 事業などが受け皿になるのであれば、保育の質の向上の観点からも、こ ういった人材の育成をしていく必要があると考えている。
資料2の1ページ目の下の方に、放課後児童クラブの補助者を目指す 「放課後児童コース」、乳児院等の補助的職員を目指す「社会的養護コー ス」があるとなっているが、今後、市の方でこれらの研修を実施する予 定はあるのか。
放課後児童クラブ関連研修については、今年度中には、福島県が実施 すると聞き及んでいる。
事務局
C委員
事務局
会長
事務局
会長
県の担当者に確認したところ、具体的なスケジュールではなく、年明 け頃を目途に実施するという話を聞いているので、情報を入手次第、各 放課後児童クラブには連絡したいと考えている。
来年度以降、厚生労働省が考えている保育士不足に向けた対応策とし て、看護師、元教員や放課後児童クラブの指導員などの人材を保育士と みなすといった情報があるが、この子育て支援員研修は、そこと何か連 動するのか。それとも全く別なものなのか。
たしかにそのような動きがあるかと思うが、この子育て支援員研修と 連動するものとは受け止めていない。保育の質を確保するという観点か ら、こういった人材を育成していく必要があるという流れの中での研修 だと考えている。全体の中で、この研修を通した人材育成がどういった 意味を持っていくのか、市としてもアンテナを高くしていきたい。
こういった研修を通して、人材が育成されるということであるが、来 年度以降、この研修はどうなるのか。
来年度の予算要求段階であり、現時点では確定的なことは言えないが、 こどもみらい部としては、人材育成という観点から、この研修を継続的 に実施していきたいと考えている。
子育て支援員研修の国の要綱では、現任研修やフォローアップ研修も 位置付けられているので、それらの経費についても併せて、予算化に努 めていくこととしている。
予算の面はあるかと思うが、フォローアップ研修なども含め、継続的 な研修を考えているということで了解した。
③ 子育てコンシェルジュ相談窓口の設置について(資料3)
発言者 発言内容
事務局
C委員
資料3に基づき説明
1点目は、子育てコンシェルジュは様々な自治体で始まっているが、 ホームページを見比べたところ、いわき市のホームページにはバナーが なく見づらいが、横浜市などでは、横にバナーがあり、例えば、ひとり 親家庭の事業にアクセスしやすいバナーがある。
会長
D委員
事務局
会長
士との連携も重要であると思う。
3点目は、ただいまの説明にもあったとおり、妊娠期からの切れ目の ない相談体制である「ネウボラ」を検討しているということで、子育て ワンストップ窓口の設置に向けて、この子育てコンシェルジュサービス を足掛かりにしているのだと思うが、そうなると、コンシェルジュサー ビスはソーシャルワークだと思う。ネウボラは、様々なケースに応じて 支援してくことになるが、そうなってくると、子育てコンシェルジュは ソーシャルワーカーなのかということになってくるが、やはり、設置し た以上は子育てコンシェルジュを育成していきたいと思うはずだが、今 後、スキルアップしていくシステムというのを市として考え、子育てコ ンシェルジュサービスを展開していただきたいと思う。
4点目は、新規事業であるため、利用者はどうやって利用していいの かわからないと思うので、“よくある質問”のようなものを追加していた だきたいと思う。
このほか、関連して質問あるか。
設置後の相談件数について、窓口・電話相談のほかに、訪問相談があ るが、チラシの方では、窓口・電話での相談となっており、訪問相談に は触れられていないが、この訪問相談はどのようなケースだったのか、 答えられる範囲で教えていただきたい。
市のホームページについては、他市の事例なども研究しながら改善に 努めていきたい。
臨床心理士やソーシャルワークといった部分も含めて、切れ目のない 相談支援という中で、どういった機能を持たせることができるのかとい う面も含めて検討していく。
相談については、各子育てコンシェルジュが相談ごとに相談記録票を 作成しているが、その記録票によると、訪問相談については、主なもの として、家庭相談員に同行して、保育所の利用を一緒に説明する必要が あった場合に訪問したケースや、社会福祉協議会で実施している子育て サロンに出向いて、相談を受けたケースなどがある。
要望に近いものについては、市で検討するという話があった。
⑵ 協議事項
① 教育・保育施設(公立)のあり方(案)について(資料4)
発言者 発言内容
事務局
E委員
事務局
会長
B委員
事務局
資料4に基づき説明
基本的に、「いわき市における保育所整備のあり方について (平成 16 年 10 月 29 日市社会福祉審議会児童福祉専門分科会答 申)」及び「公立幼稚園の再編について(平成 20 年9月 29 日市 幼児教育振興審議会答申)」を踏まえ、公立保育所にあっては統 廃合・民営化など、幼稚園にあっては再編という規定の方針を 踏襲したもので、東日本大震災や子ども・子育て支援新制度の 動向など、状況の変化に伴いリニューアルしたもの。
現在の児童福祉専門分科会委員については、平成 23 年度以降 に委嘱した委員であることから、これまでの経過を交えて説明し た。
再編及び整備計画について、幼児教育振興審議会と児童福祉専門分科 会の両方で進めてきたものであると思うが、今後は、幼児教育振興審議 会ではなく、児童福祉専門分科会で進めていくという考えでよいか。
また、幼児教育振興審議会というのは、今後も継続していくのか。
児童福祉専門分科会の方に幼児教育振興審議会の機能を集約すること としたため、昨年度、幼児教育振興審議会は条例改正で廃止という形に なっている。
今後については、児童福祉専門分科会で審議することになり、幼稚園 については、教育委員会に諮ることとなる。
教育委員会の判断を仰ぎながら進める部分もあるが、いわき市全体の 子どものことを考えるのは、こどもみらい部であるという理解でよいか と思う。
意見ではなく感想だが、この資料を見せられて、正直ショックである。 こどもみらい部に幼稚園が移って、幼稚園における教育というのが、 少し変わっていくのかと思っていた。
私個人としては、すごく期待していた中で、施設再編の話や、公立幼 稚園は、将来的には私立幼稚園にというような話があったが、私立幼稚 園が悪いという訳ではないが、いわき市の幼児教育として、萎んでいく ような印象を受けたので、本当にこれでいいのかと思った。
A委員
の答申、幼児教育振興審議会、児童福祉専門分科会におけるご意見を踏 まえて、市として再編等を検討してきた。
今回示した資料の冒頭に記載があるが、行政の効率化というのも側面 としてはあるかとは思うが、考え方の基本となっているのは、子どもの 教育・保育環境について、いわき市としてどうあるべきかという、そこ を出発点として、委員の皆さまからのご意見を踏まえて再編という方向 性が導かれたという状況がある。
今回、教育・保育環境ということを考えた場合に、幼児教育の面で言 えば、集団の中で生活をすることで、自我の芽生え、仲間との協力、向 上心など、人間関係を築いていく基礎的な力を養うのが幼児教育の本質 であるという考え方が文科省から示されている。
これを踏まえると、公立幼稚園はニーズが減少している状況があり、 例えば、湯本第二幼稚園の場合、来年度新規の入園児を含めても6人と いう状況であり、遠足や運動会、学習発表会など、果たして期待される 幼児教育が行えるのかという状況になりかねない。
そこは、一定程度の集団を形成し、それによって教育環境を向上させ ていくことが必要ではないかと考えられ、また、過去の議論でもこうい った議論がなされてきたことなど、これらの視点を大切にしながら方向 性を一旦とりまとめ、皆さまにお諮りしている状況である。
公立幼稚園がなくなると寂しくなるというご意見もあったが、私立幼 稚園でどのようなことをやっているか、普段皆さんに知っていただく機 会がないことから、そういう印象が強いのかと思う。
もともと県内でも、会津若松市や白河市などは、私立幼稚園ばかりで 公立幼稚園はなかったが、公立保育所はあったと思う。
郡山市は、公立幼稚園があったが、数年前に公立幼稚園を全て廃止し て、私立幼稚園のみになった。
会津若松市では、100 年の歴史を持つ私立幼稚園があるし、昔の寺子 屋から始まったのもすべて私立であり、かなり私立で運営してきた歴史 がある。
いわき市の私立幼稚園や私立保育所も地区毎に市と連携して頑張って きた。
こうして、地域の教育を担っているので、公立幼稚園が萎んでいく印 象があるかとは思うが、私立幼稚園で充分担っていけると思う。
また、私立幼稚園も公立幼稚園も学校教育法に基づき、学校としての 位置付けがされ、私立は県の認可を受けて、毎年監査を受けて、運営資 金を受け、公立と変わらず運営している。
F委員
E委員
めていくことが当然だと考えている。
それに加えて、私の提出意見の3番に書いたが、新制度への対応で、 小規模保育事業や事業所内保育事業等の認可申請があるようだが、再編 等をしないで、新たな事業者の参入を認めてしまうのではなく、教育の 質を向上するという意味で、国は認定こども園の推進を示しており、私 立幼稚園では認定こども園を考えている園もいくつかあるので、新制度 への対応も兼ねて考えていただければと思う。
私立幼稚園に子どもを通わせている保護者の代表としての意見を述べ させていただく。
先ほどから他の委員からの意見でもあるが、昨年度からこの会議に参 加させていただいていて、現在の子どもたちのために、また、これから 産まれてくる未来の子どもたちのために、できることは何なのかという ことを、委員の皆さまとともに、議論させていただくのがこの会議なの かなと感じている。
この資料を見ると、現状がこうだからこうするという形で、市は考え ているとしか感じられなかった。
このいわき市に子どもを預けるのは、本当にいいことなのかどうなの か、真剣に考えなければいけないと思った。
震災もあったし、古くからある施設は老朽化もしているし、それらを 踏まえ統廃合していくということはあると思うが、まず、いわき市とし て、震災や、今もなお継続している原発事故などの問題の中で子育てを している私たちや子どもたちに対して、どういう未来を、どういうプラ ンを考えているのか、一切見られない資料だと感じた。
子どもの数が減少していくから、こういう対応策をとらなければなら ないということであるとは思うが、それだけ魅力のない市にどんどんな っていくと思うので、そこは、数値だけにとらわれず、どうか、子ども たちのために考えていただきたいと思う。
これまでの委員の意見から聞いていて、今後、この整備についての方 針を決めて、地域で説明会や話し合いをもった際にも、おそらく、地域 の方も同じようなことを心配されて、同じような意見が出てくるのでは ないかと思った。
今回の資料は、施設整備に重点をおいた内容となっているので、施設 整備も大事だが、再編された後に、子どもたちへの教育・保育をどのよ うにしていくのかという部分が、この資料に入っていないので、不安に 思う面が多くあるのかなと思う。
会長
事務局
C委員
だき、市民に向けても、教育・保育の内容や行政の関わり方という説明 や、方向性を発信していければ、不安も解消されていくのではないかと 感じた。
これまでの意見に対して、事務局で考え方があればどうぞ。
これまでの委員の皆さまのご意見をまとめると、施設の再編を進める にあたっては、別の側面からの明るく積極的な事業展開が必要なのでは ないかという趣旨だと受け止めた。
昨年度、児童福祉専門分科会において、ご議論いただいた、子ども・ 子育て支援事業計画については、ハード面ばかりではなく、むしろソフ ト事業の展開を中心として、様々な子育て支援を実施しているものも含 めて、体系的に位置付けているものである。市としては、これまで実施 してきたものを継続的に進めるほか、さらに拡充するものもある。
先ほど、子育てコンシェルジュサービスのご説明の中でも触れたが、 妊娠期から切れ目のない支援というのも、現在検討しているところであ る。
今回、施設のあり方というハード面に重点をおいた資料でご説明をし ているが、その中でも資料6ページにあるが、幼稚園については、現状 でも統合保育という点では、公立幼稚園で受け入れているという実績も あることから、再編を早々に行うという訳ではなく、利用者の皆さまや 地域の皆さまの合意を大切にしながら、丁寧に対応していく必要がある と考えている。
公立幼稚園については、私立幼稚園との役割分担の中で、障がい児を 受け入れているという実績もあることから、そういったニーズもあると いうことを念頭に置きながら、小規模な園や混合学級という部分につい ては、幼児教育という本来のあるべき姿を目指して、再編すべきではな いかという考えである。それは、ハードだけではなく、ソフト部分も十 分に見極めてということになる。
また、保育所について、今後の方針の中で、総合相談機能、支援が必 要な子どもの保護機能など、そういった現在の機能以上に、さらに拡充 していくものも中には必要だろうという考え方から、例えば基幹型の保 育所といったことも、この施設のあり方と併せて検討していく必要があ るという考え方を示している。
公立施設のあり方といっても、再編だけではなく、再編を進める中で 幼稚園における統合保育の状況や、保育所の機能の拡充といったことも 検討しながら進めていく必要があるという認識をしている。
F委員
A委員
G委員
成支援対策推進法に基づく計画よりも縮小して、保育事業にスポットを あてられていて、それを中心に審議しているイメージになっているのか と思う。
しかし、いわき市では、任意事業も取り上げて実施していくというこ とで、昨年度の会議で決まっているので、保育事業だけに焦点をあてる のではなく、地域のコミュニティや人の生活などというところも、もう 少し市民目線で表現していただかないと、子どもが少ないので縮小ばか りで、私も含め皆さん納得いかなくなってしまう。
先日、小川・川前の住民懇談会に行ったが、小学校の廃校について、 まだ意向が決まらず、皆さん気持ちが動揺している。地域から拠点がな くなるというのは、縮小に向けた象徴的なことなので、もっと可能性の ある、希望のある議論をしていただければと思う。
私がこの資料と説明の中で感じたのは、保育所の利用が増えていると いう現状で、今後もそれが見込まれるという一言で、親と触れ合う時間 の少ない子どもが今後増えていくということを感じた。
現状でやらなければならない施策もあるが、20 年後、30 年後に向けた 施策というのも考えていかなければと感じた。他の会議で、2060 年、今 から 45 年後には、いわき市の人口は、14 万人くらいになるという話を 聞かせていただいた。そうなると、今、保育所・幼稚園に通っている子 どもたち、今後、通うであろう子どもたちは、市にとっても重要な人材 になると思う。
幼稚園を統廃合するという答申が出て 10 年経っても、何もできていて いない状態で、どんどん後手になるような感じがしたので、本当にこの 市に預けていいのかなということを感じた。
子どもにとっていい施設というのを作っていくために、どのような形 があるのかということから、子ども・子育て支援新制度が始まったと考 えている。子どもにとっていい施設というのは、色々な定義があったと 思うが、親の就労で施設に入れる・入れないというのが決まったり、育 休等に入った場合に上の子どもが退園しなければならないという部分が あって、新制度では、認可のハードルは高いが、認定こども園があるの で、子育てしやすいいわき市を作っていくために、このような統廃合が 必要だという形で進めていただければと思う。
感想として言わせていただく。
D委員
会長
いわけで、効率的な予算の使い方っていうのも考えていくことになるの で、例えば、入所している子どもが少ない施設に多くの運営経費をかけ て存続させていくことが、本当に市全体として教育・保育、福祉に予算 を使えているのかという考え方もあるかと思う。
だからといって、縮小することがいいのかというと、その地域の生活 をどのように支えていくのかという、別の面での行政の苦しみがあると いうことで、恐らくその辺のせめぎ合いなのかなと思う。
ただ、このあり方案をみると、その辺の効率性という部分が前面に出 てきてしまっているので、不安に感じてしまう方がいるので、もう少し、 ここを効率化すれば、別な部分を充実させられるという表現というのも 併せて載せていければと思う。
いわき市として、子ども・子育てをどのように考えるのかという意見 が多くの委員から出たが、もしかしたら、行政がこうすると決めること でもないのかなと感じた。
行政で示すと言っても、市民の意向や専門的な意見を反映させるのが 難しいのではないかなと思う。
それをこの場で議論できればいいのだが、それには、相当の会議を重 ねないと難しいので、民間レベルで、いわき市の子育てをどう考えるか というのを広げていって、幼稚園・保育所でも広げ、子どもを持ってい ない方も一緒に考え、そこを行政と突き合わせられる場が持てればいい と感じた。
私自身、民間の未来会議という団体で、子どもの育ちを考える会や子 どもの居場所を考える会を運営しているので、そういう活動もさらに活 発化させて、偉い人たちだけがこういう問題を考えるというよりは、も っと市民レベルで、色んな方がこの問題を本気で考え取り組んで、さら には、子どもと一緒に考えていければと思う。
これまでのご意見を踏まえて、私が総じて言えるとすれば、本日提示 された資料は、施設整備のあり方であり、ハード面に重点をおいたもの だと理解していただければと思う。
このため、効率性の統廃合などという部分も出てきたのだと思う。 実際、この方針を掲げても、地区住民との協議なども様々出てきて、 10 年、20 年とかかってしまう場合もあると思う。
この資料は、施設整備をどうするかということと、今後、再編した場 合に、どんなことに力を入れて、どんな部分がよくなるのかということ も含めた資料にしていき、特に、皆さんが懸念している部分を解消する ための、夢のあることも加えたものにしていただきたい。
事務局
会長
E委員
て考えてきたのだと思う。あえて言えば、未来のこどもたちを考えた部 分が不足していたのではないかと思う。
説明を補足させていただくが、この資料は施設整備の方向性をまとめ たものだが、今までの答申のマイナーチェンジであり、元々、縮小する という方向ではあったということは認識していただきたい。
この資料で縮小すると言っている訳ではなく、平成 18 年の時点で、少 子化を見込んでの需要はこうなるだろうと考えたものである。
これから先、保育所・幼稚園の建て替えをしなければならず、建て替 えるにも予算が必要で、それを決める場合に、必ず、ここの需要は継続 的にあるのかという話になる。
子どもが一桁程度しかいない施設に、保育士や幼稚園教諭を配置して いくと、どれだけ人件費がかかるのかという話になってしまう。
市としては、一定の方向性を決めておかないと、この施設を直したい と思っても予算が確保できなくなり、直せなくなるという実情がある。
この地区についてはこういう傾向であるという数値から作った部分も あるが、この側面だけではなく、先ほどから皆さんからのご意見にもあ るとおり、子どもにとって何が一番いいのかという部分も議論しながら 進めていくということになる。
この資料はあくまでも、老朽化や建て替え等の施設整備のための資料 であるが、市としては、施設整備だけを考えている訳ではないというこ とをご理解いただきたい。
この資料は、これまでの答申を受けた、現時点での施設整備のあり方 ということで整理したということでご理解いただきたい。
今後、いわき市の子ども・子育てをどうするかなどは、できればこの 資料に付加しながら、別に議論させていただきたい。
1つ確認しておきたいが、資料6ページの保育所の今後の方針の中で、 但し書きにある、基幹型の保育所という部分が、これまでの答申にはな い、新しいものであり、非常に重要なことだと思っている。
私も保育関係者として、この部分は地域のセーフティネットとして、 さらには全国的な家庭の問題として考えた時にも、重要な部分であると 思う。
そうなると、現在の保育所民営化の答申では、4年ごとの保育所名ま で掲載されているが、この方針を踏まえると、この内容を変更しなけれ ばならないと思う。
事務局
会長
は、民間移譲先を決定しなければならなくなるので、民営化の内容を変 更することになると思うが、このあたりの今後の予定はどうなるのか。
そのとおりである。
民営化の順位付けについては、資料7ページの下にあるとおり、市実 施計画において整理したいと考えている。
民営化の答申の中で、順番があったが、中には民間移譲した保育所も あれば、耐震診断したら民営化できる状況ではない保育所もあったので、 年度計画の変更も含めて、改めてお示ししたい。
このことから、平成 29 年度に民営化というのは、現実的には難しい状 況である。
これまでの答申を受けての整理なので、具体的な民営化の内容につい ては、改めてお示しするということである。
その他、ご意見がなければ本件については、施設整備のあり方として 整理させていただく。
⑶ その他
① 待機児童数について(資料5)、内町幼稚園の経過報告について(資料6)
発言者 発言内容
事務局
会長
A委員
事務局
会長
事務局
資料5、6に基づき説明
まず、待機児童数についてのご意見はあるか。
資料5の2に、待機児童解消に向けた今後の取り組みに、地域型保育 事業の参入が予定されておりとあるが、認定こども園の参入も予定され ているので、何か特段の理由があれば別だが、その部分も入れていただ ければと思う。
特段、入れない理由があったわけではないので修正させていただく。
その他、ご意見がなければ、内町幼稚園について、委員から事前に園 バスに関するご意見があったが、それについても説明していただきたい。
内町幼稚園児の転園に伴う送迎バスについては、来年度からは園舎を 使用すべきではないという考え方を保護者に話をしたのが、今年9月上 旬に行った、第1回目の意見交換会だった。
事務局
会長
事務局
で検討後、9月に保護者の皆さまに、来年度以降、園舎を使用すべきで はないという考え方を示した。
このことから、保護者の皆さんが子どもを第一に考えて、幼児教育を 受けさせる環境として、何がベストなのか、環境の整った近隣の幼稚園 がいいのかなど、話し合っていただき、最終的に保護者の総意として、 宮幼稚園への転園という結論を出していただいた。
市としては、転園に伴う負担については、軽減されるように、できる 限りの配慮する必要があると考えたところである。
今回の送迎バスの運行については、市の対応としては、緊急避難的な 措置として、極めて異例の対応と言っていいかと思う。
また、今の年少の子どもが卒園するまでの、28 年度、29 年度の2年間 という期間限定で運行することとしており、その点についても、保護者 の皆さんとの意見交換の中で、了解を頂いている。
転園する子どもの中に、下に弟がいて、引き続き入園するという方も いるが、2年間は下の弟もバスに乗ることを了解しているが、3年目は ご自身で送迎することでお願いをして、ご理解をいただいている。
教育・保育施設のあり方と連動する話だが、市としては、内町幼稚園 の園舎が傾いたままで、さらに集団教育もできないという状況は、子ど もにとって良くない環境であるということをまず考えた。
一方で、なぜ建物を直さないのかという話にもなると思うし、新しい 園舎にしても、少人数のまま、閑散とした状態が続くとすれば、これら の検討には、地区との協議も必要であり、時間を要するものになる。
今後も各幼稚園で、それぞれに異なった状況があると思う。教育・保 育施設のあり方は、あくまでも大枠での話で、即座に幼稚園を無くすと いう話では決してないということを、改めて説明させていただく。
委員の皆さんも、ただ、教育・保育施設のあり方が、施設整備面だけ だったので、心配したということだと思う。
他にご意見がなければ、事前にご意見を頂いている委員もいるという ことで、これまでと同じ要望も含まれていることから、事務局から考え 方を示していただければと思う。
また、新制度における利用者負担額は、国が定める基準額を上限に各 市町村が定めることとされており、本市としては、私立幼稚園が設定し ている授業料の平均から上限額を設定したところである。
幼稚園の場合、保育所と異なり、事業者の裁量権も大きく、各園独自 の特色に応じて授業料や制服等の実費負担等でも違いがあることも特徴 の一つと受け止めている。
このため、私立幼稚園同士であっても、様々な点で違いがあり、利用 者としては、授業料だけではなく、「自分の希望する特色のある教育サー ビスを行っている幼稚園はどこなのか」という点も幼稚園を選択する際 に重視しているものと考えられる。
なお、私立幼稚園に通う場合だと、就園奨励費があり、世帯の所得の 状況にもよるが、授業料の実質の負担が低減されるケースも少なくない 状況にある。
こうしたことを踏まえると、先ほどご説明した、子育てコンシェルジ ュを活用するなどして、まずは、幼稚園の相談があった場合には、就園 奨励費のご案内をするなどしたい。また、幼児教育の無償化に係る国の 動向にも注視して参りたい。
2点目の、3歳未満児で施設に通わない乳幼児への支援について、今 年度から施行された子ども・子育て支援法では、“保護者が子育てについ ての第一義的責任を有する”という基本理念がある。
新制度ではこの点を前提として、保育を必要とするかどうかの認定を 受け、必要な教育・保育施設等を利用することができるとされている。
要するに、すべての子どもが教育・保育施設等を利用することが望ま しいということではなく、保育等を必要とする状況にはない在宅の子ど もの場合は、保護者の下で養育されており、そうした状況は、“保護者が 子育てについての第一義的責任を有する”という基本理念を掲げる子ど も・子育て支援法の趣旨にも合致するものと受け止めている。
また、文科省で示す幼稚園教育要領では、集団教育に馴染むのは3歳 からとされており、0~2歳の子どもについては、個別ケアが望ましい とされている。
現状で、0~2歳の子どもの幼稚園でも受け入れているという実態が あるが、そこまで給付を拡大することになると、子ども・子育て支援法 の 基 本 理 念 や 幼 稚 園 教 育 要 領 の 趣 旨 に 劣 る 結 果 に な り か ね な い と 考 え る。
なお、私立幼稚園で実施している未就園児教室については、県の補助 金の対象となるものと認識している。
会長
A委員
3点目の、公立幼稚園・保育所の民営化と待機児童対策について、待 機児童が発生している要因としては、保育士の人材不足というものが背 景にあるものと考えている。
一方、保育所の民営化は、運営主体が行政から民間に移譲されるもの であり、民間移譲によって受け皿が拡充されるものではないため、民間 移譲によって、直ちに待機児童の解消が図られるとは考えにくい。
保育所の民間移譲にあたっては、その保育所を利用する保護者や地域 住民の方々の意見を伺いながら、理解を得るなどして合意形成を大切に しながら、丁寧な対応が必要であると考えている。
また、市子ども・子育て支援事業計画では、毎年度、事業者に対する 新制度移行の意向調査をもとに、確保方策を見直していくこととしてい ることから、今後も事業者の参入状況について、児童福祉専門分科会に おけるご意見を踏まえながら、計画の見直しを図り、待機児童の解消に 努めて参りたい。
4点目の、内町幼稚園のあり方については、先ほどご説明したとおり である。
ただいま、市の考え方が示されたが、それに対してご意見あるか。
1点目、2点目については、昨年度からの繰り返しになって申し訳な かった。
私立幼稚園の就園奨励費については、新制度に移行していない幼稚園 についてはあるものだが、新制度に移行した施設型給付を受ける幼稚園 で、公立・私立間の授業料に格差があるのはおかしいという趣旨である。 新制度に移行していない幼稚園の場合は、公立・私立を選ぶ際に違った 条件はあるが、新制度の幼稚園となった場合は、保育所等と同じカテゴ リーになると理解しているので、保育所等の場合は、2号・3号の子ど もは、公立・私立で利用者負担が一緒なのに、1号認定の幼稚園の子ど もの場合は、公立・私立で利用者負担に格差があるので、考えていく必 要があるのではないかと思った。
2点目の、3歳未満児で施設に通わない乳幼児への支援について、0 ~2歳児の育ちというのは、かなり大変な部分であると思う。
会長
H委員
事務局
会長
いる。法的には想定されていないが、国の子ども・子育て会議でもこれ は問題になっているところかと思っている。
今後、ご検討いただければと思う。
その他、ご意見・ご質問等はあるか。
公立・私立幼稚園の授業料の格差についてだが、公立と私立とでは設 備などが違うので、だいぶ差があるとは思うが、これで公立が料金を上 げると、公立に入れたいと思う人がまた減ってしまうと思う。
先ほど、資料4の参考資料として説明していなかった、今年度、公立 保育所・幼稚園の新規申込みを行った保護者に対するアンケート結果を ご説明するが、公立保育所・幼稚園ともに、選んだ理由の1位は「自宅 から近い」という結果が7割以上となっている。また、公立幼稚園を選 んだ理由で、「私立に比べて金銭的負担が少ない」という理由も3割以上 ある。実際、料金を上げた場合の影響など、他自治体の事例等を調査し ていきたいと思う。
その他、ご意見あるか。
なければ、本日与えられた議事のすべてを終了する。 以上をもって、私の本日の任を解かせていただく。